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ヨガの効果とは?おすすめの頻度や時間帯もあわせて紹介

ヨガは心の安定と安らぎを得るのが本来の目的ですが、健康維持やダイエットのためにヨガをする人は多いです。深く呼吸をしながら全身でポーズをとっていくので、インナーマッスルを鍛えることができます。そのほかにも身体の歪みを改善するなど、ヨガの効果はさまざまです。そこで今回は、ヨガの効果について詳しく解説します。

ヨガの主な効果

ヨガにはインナーマッスルの強化や身体の歪み改善以外にも、さまざまな効果があります。ここでは、ヨガの主な効果を詳しく解説します。ヨガの効果を知っておくと、継続しやすくなるでしょう。

筋肉量が増える

ヨガは全身を使ってポーズをとるため、全身の筋肉を均等に鍛えることができます。とくにインナーマッスルの強化に効果的で、インナーマッスルを鍛えるとお尻や足が引き締まり、くびれができやすいです。また、筋肉を使うと基礎代謝が上がるので、その結果脂肪が燃えやすい状態になります。ダイエット効果を期待できますが、食事制限よりも無理なく体重を落とせるのがヨガの魅力です。

身体の歪みが改善される

ヨガは身体の歪み改善にも効果的です。長時間のデスクワークや家事などが原因で、頭痛や肩こり、腰痛に悩んでいる人は多いでしょう。これらは身体の歪みが大きく関係しています。しかし、1日で治るものではないので、身体の歪みを改善するには、継続してヨガを行うことが大切です。

血流が促進される

ヨガの基本である腹式呼吸は、血流をスムーズにしてくれます。血行が悪くなると、冷えや凝り、むくみなど慢性的な悩みにつながりやすいです。また、ヨガには血流だけでなくリンパの流れを良くする効果も期待できます。リンパは身体の中の不要物を排出する役割があるので、リンパの流れを改善するほどデトックス効果が高まります。

集中力が高まる

ヨガの呼吸法は深い鼻呼吸が基本です。酸素を脳へ効率的に取り込めるため、集中力アップにつながります。ヨガの中には集中力アップのポーズも多く、身体を動かしながら集中力を高めたい時に効果的です。

自律神経が整う

ヨガの呼吸法には、自律神経を整える効果があります。自律神経は交感神経と副交感神経の2つの神経から成り立っており、これらのバランスが崩れると心身にさまざまな不調が現れます。外的環境の変化は自律神経の乱れに影響しやすいですが、自身で自立神経をコントロールすることはできません。そのため、ヨガを通して自発的に整える必要があります。

睡眠の質が高まる

ヨガは自律神経の乱れを改善し、安眠効果も期待できます。寝つきが悪かったり、眠りが浅いと感じる場合は、寝る前にヨガをするのがおすすめです。腹式呼吸を意識することで、副交感神経の働きが高まります。交感神経よりも副交感神経が優位に働くと、良質な睡眠につながりやすいです。

ヨガの効果はいつから実感できる?

ヨガの効果を実感するタイミングは人によって異なりますが、ダイエットや筋肉強化など身体的な変化は、早くても3ヶ月はかかると言われています。それ以上かかる場合もあるので、即効性は期待しない方が良いでしょう。一方で集中力アップや自律神経の調整など内面的な変化は、1回のヨガでも効果を感じられることがあります。週1日程度のペースでも、継続すれば効果を実感できるはずです。ただし、大きな変化を求めるのではなく、徐々に変わっていく過程を楽しむことが大切。小さな変化も実感できると、ヨガを継続しやすいです。

ヨガの効果はいつから

ヨガの効果を出すための頻度と時間帯

ヨガの効果を出すために、絶対必要な頻度はありません。ヨガは生活の中で習慣化することが大切なので、無理なく継続することに意識を向けましょう。また、ヨガの効果を効率的に出したいのであれば、正しいポーズをとることも重要です。

おすすめの頻度は週1日

ヨガは頻度よりも継続することが重要です。まずは無理なくできる週1日からはじめてみると良いでしょう。継続するといつの間にかヨガが習慣になるので、自然と回数も増えるはずです。いろいろなポーズができるようになると、よりヨガを楽しめるようになります。初心者の場合は、定期的にレッスンを受けた方が上達も早く、正しいポーズをとれるようになります。

効果的な時間帯は朝か夜

ヨガの効果を上げたい場合は、朝か夜がおすすめです。朝日を浴びながらヨガをすると、血行が良くなり、高い新陳代謝を1日中キープしやすくなります。一方で夜にヨガをすると、副交感神経が活発になります。副交感神経が活発になると、寝付きが良くなるので、睡眠の質も上がるでしょう。ヨガをする時間帯によってメリットが異なるため、目的に合わせてどの時間帯にするか決めると良いです。体力的に辛くなければ、朝と夜両方行うのもおすすめです。

ヨガをしない方が良い時間帯は食後1時間

朝か夜が効果的な時間帯ですが、食後1時間以内にヨガをするのは避けましょう。ヨガはうつ伏せになったり、身体を捻ったりするポーズがあるので、食後すぐにヨガをすると気分が悪くなってしまう可能性が高いです。また、ヨガの呼吸やポーズで血行が促進されると、消化活動に影響が出る恐れもあります。そのため、食事はヨガをする2時間前までに済ませておくと良いです。時間の調整が難しい場合は、スープやお粥など消化の良いものを食べるようにしましょう。

まとめ

ヨガには筋肉強化や身体の歪み改善、集中力アップなどさまざまな効果があります。身体的な変化だけでなく、内面的な効果もあるのがヨガの魅力です。ただし、ヨガの効果を出すためには、継続することが欠かせません。最初は週1日でも良いので、無理なくヨガを続けてみましょう。