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その休み方は逆効果⁉リフレッシュのコツや注意点を解説

「休んだはずなのに疲れている・何をしてもリフレッシュできない」という場合、誤った休み方をしている可能性があります。リフレッシュするうえで大切なのは、脳と体の両方を休めることです。休日にリフレッシュしたい方は、ぜひ読み進めてみてください。



リフレッシュしたつもりなのになぜ疲れているのか

リフレッシュしたつもりなのに疲れが取れないのは、脳と体の両方が休めていないからです。

 

たとえば、「少し疲れているけれど、せっかくの休日だから出かけよう!」と外出し、帰宅後ぐったりしてしまった経験はありませんか?疲れを感じているのに動きまわっては、体は休めません。脳もさまざまな刺激を受けるため、ますます疲れてしまいます。

 

脳と体の両方が休息できた時「リフレッシュできた」と感じられるのです。脳と体を休めるには、下記の3つの点に気をつけましょう。

 

睡眠不足にならないこと

緊張状態を避けること

刺激が続かないようにすること

 

最も効果的なリフレッシュ方法は「睡眠」です。寝ている間に脳と体を同時に休めることができます。緊張した状態が続く・新しい情報に触れ続けると脳が疲労するので、目や頭を休めることも重要です。また、血糖値の急上昇も疲労感につながるため、糖分の摂りすぎにも気をつけましょう。

 

社会人にありがちな「リフレッシュするつもりがかえって疲れてしまった」例を下記にあげますので、思いあたるものがないかチェックしてみてください。

 

<1日中寝ている>

睡眠を取るのは良いが、寝すぎると体内時計のリズムが乱れて睡眠の質が下がる。その結果、寝ても疲れが取れない。

 

<スイーツをたくさん食べる>

砂糖の摂り過ぎは血糖値の急上昇を招く。しばらくして血糖値が急低下したとき、かえって疲労感・不安感が増す。

 

<コーヒーをたくさん飲む>

カフェインの摂り過ぎは、イライラや不眠の原因となる。

 

<長時間パソコンやスマホでネットサーフィンをする>

新しい情報に触れ続けるため、脳が休まらない。

 

リフレッシュが逆効果にならないように、自分に合った方法で脳と体を休息させましょう。

 

リフレッシュに大切なことは?

休み方を間違えると、リフレッシュすることができません。先述した通り、脳と体を休息させることが大切です。おすすめのリフレッシュ方法をいくつか紹介しますので、ぜひ参考になさってください。

 

<なにもせずぼーっとする>

ぼーっとすることも、脳を休めるのに効果的です。人はつねに何かを考えているもの。情報を遮断して頭を空っぽにする時間を作ると、驚くほどすっきりした気分になります。ソファに座ってぼんやりしたり、窓からぼんやり外を眺めたりして、頭を空っぽにしてみましょう。ひたすら掃除する・野菜を切るなど、一つのことを無心で行える行動をするのもいいですね。

 

頭を空っぽにする時間が取れない人は、ヨガがおすすめです。ヨガの呼吸とポーズは、もともと瞑想状態になるためのもの。つい仕事について考えてしまう・不安や悩みが頭から離れないなら、ヨガを試してみましょう。

 

<1日に短時間で良いので自分の時間を持つ>

自分を労わる時間が取れないと、心は擦り減ってしまいます。どんなに忙しくても、緊張から解放される時間が必要です。自分だけの時間は、あなただけのもの。好きなことをして楽しんでくださいね。

 

<絶対に仕事をしない休日を作る>

仕事から完全に離れる日を作りましょう。リモートワークや在宅ワークの方は、仕事とプライベートの区別がつきにくいため要注意です。頭の片隅で、常に仕事について考えている方もいるのではないでしょうか?それでは脳は休まりません。脳を緊張状態から解放して、ゆっくり休める時間を取ってください。

 

また、人間は達成感や使命感を感じると、疲労を感じにくくなると言われています。その結果、知らないうちに疲れがたまり、リフレッシュできない状態に。絶対に仕事をしない休日を作ることで、自分では気づかない疲労の蓄積を防ぐことにつながります。

 

<ぎりぎりまでストレスをため込まない>

好きなものを食べたり、お酒を飲んだりしてリフレッシュするのも良いですが、ストレスが爆発寸前の時は注意が必要です。飲みすぎ・食べすぎにならないよう、毎日少しずつ気分転換をしましょう。

 

また、量ではなく質で満足する工夫をするのも効果的です。たとえば、高級なお酒を少しだけ楽しむ・コンビニではなく百貨店のスイーツを食べるなど、質にこだわってみてはいかがでしょうか?

 

<五感を刺激する>

五感を刺激することは、脳のリフレッシュにつながります。体に疲労感を感じない時は外出して、普段とは違う環境に身を置いてみると良いでしょう。

  • 公園を散歩する
  • 家庭菜園をやってみる
  • 動物に触れる
  • アロマバスに入る

気になっている習い事を始めるのもいいですね。

 

リフレッシュが逆効果にならないように気をつけよう

リフレッシュするには、脳と体を休めることが大切です。質の良い睡眠を取って体を休め、脳を緊張から解放する時間を作りましょう。しっかりリフレッシュして、明日からの活力を養ってくださいね。